生きがいは必要なのか?〜朝井リョウさんの本を読んで〜
朝井リョウさんの「死にがいを求めて生きているの」を読みました!
価値のある人生にしなくてはならない
vs
生きているだけでいい。
この本を読みながら、はたして生きがいは必要なのか。また、自分にとっての生きがいは何か。問い続けられた気がしました。
本書は3人の人物を中心に、色んな人物に焦点が当てられ物語が進みます。
それぞれ人生についての考え方が違う人ばかりですが、全員に対して自分が共感できる考え方もあり、
無意識に抑圧していた(考えないようにしていた)気持ちを、著者に無理やりひっぱり出された感覚で…
楽しくもあり、苦しくもあって…ページを開くためにハラハラしました😂
もう少し早くこの本に出会いたかったし、
また、今このタイミングでこの本に出会えて良かったなぁとも思えました。
朝井リョウの『何者』もそうでしたが、美しい言葉を使って、残酷ともいえるくらい読者の心の深い部分を照らしてきます。
めっちゃ好きな作家さんです。