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苔の本棚blog

読書や趣味など大好きなことについて記事を書いています。4月から社会福祉士として働いています。

幸せってなんだ?〜アラン『幸福論』を読んで

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幸せってなんだ?

誰もが考えたことあると思います。

 

この本では、91のテーマから『幸せ』についてアランの考えが書かれています。

 

アランの『幸福論』を読んで、1番感銘を受けたのは、

『幸せは、その人が求めなければ手に入らない』

ということ。

 

アランは「不幸になるのは簡単だ。難しいのは幸福になることなんだ」と考えています。

 

それは、幸福になるには幸せを求めなければならないからです。

ただ待っていても、「幸せになりたいな〜」と願っていても、そちらから歩いてきてはくれません。

だから、行動しなければならない。とアランは言います。

 

しかし、幸せを求めることで苦労することもあります。人間は何もしなければ、苦労することはありません。

 

行動することは、少なからず苦労が伴います。

 

そして自分が望んだこと、自分の意思でとった行動をすることによって生まれる苦労困難は、幸せを掴むための正しい道なんだと。

 

 

自分も、毎日の国家試験の勉強や、アルバイトなどで、正直しんどいなぁとか思うことがあります。

でもそうした苦労は、自分で選んだ道のなかでぶつかった壁で、その壁と戦えてる自分はもうすでに『幸せ』なんだと実感しました。

 

そう思うと、色んなことが楽しく感じる気がします。

 

幸福な形は、それこそ人それぞれだと思います。

アランは幸福を

『自ら運命をつくりだすこと』

と定義してます。

この意味は、本書を読めばすごく納得できます。

 

アランの考え方は少し哲学的ではありますが、

そもそも幸福ってなんだ?という本質的な疑問を分かりやすく解決してくれました!!

 

アラン最高。

幸福論 (岩波文庫)

幸福論 (岩波文庫)

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

最高に幸せな人生を送りましょう✨