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苔の本棚blog

読書や趣味など大好きなことについて記事を書いています。4月から社会福祉士として働いています。

社会人日記📝〜2020年5月編〜

 

GWを迎えて

新社会人の4月は、このGWのために頑張ってこれた。そういっても過言でも無いと思う。

コロナの影響で残念ながら外出はほとんどできなかったが、ずっと彼女と過ごした。彼女も新社会人なため、お互いの苦労を讃え、励まし合い、労い合った。本当に幸せな時間だった。ただ、頭の片隅にはずっとあった。

連休明け

という言葉。

 

そしてついにその日はやってきた。

 

人生で初めて「穴があったら入りたい」と思った日

連休明けの日は、契約のロールプレイをした。そこで合格をもらえば、次は実際に家族さん相手に契約を行える。

ロールプレイは、一発合格だった。

嬉しかった。聞けば、5月初旬で契約を任されるのは異例らしい。めちゃくちゃ嬉しかった。

そして1週間後、その日はやってきた。初めてデイケアの契約をさせてもらうことになった。契約場所は利用者の家族が経営している寿司屋さん。

思い描いていなかった環境に少し動揺したが、(大丈夫…俺はロールプレイでも上手く行った。ここで無事にミスなく終われば、新人相談員としての株は爆上がりだ…!)と意気込みながら、契約書が入っている封筒を覗き込んだ。

 

……!

(…ない。1番初めに説明する「持ち物リスト」がない!しかも、料金表もない…!)

 

大切な書類を忘れてしまった。しかも2枚!!

隣に座る上司の顔は…

🙂

めちゃくちゃ怖かった。

 

出鼻を挫かれてしまった私は完全にパニック。持ち物は自分の記憶を頼りに紙に書いた。手が震えていたのを覚えている。奥の方で何食わぬ顔をしながら仕込みをしている若い男をなぜか恨んだ。ごめんなさい。

 

まさに「穴があったら入りたい」と思った。

いっそのこと笑ってくれ。笑ってネタにしてくれればいい。そう思ったが、誠実な家族さんは真剣な眼差しをこちらに向けていた。辛かった…

 

なんとか契約を終え施設へ帰る時、助手席に座る上司がポツっと「ダメダメやね」と言った。私はコクっと頷くしかできなかった。言葉を発すると、今にも泣いてしまいそうだったから。

 

失敗続きの毎日を前向きにしてくれた本

上手くいくことより、上手くいかないことの方が多かった5月。

失敗が怖かったし、できれば失敗などしたくない。でもこの本を読んで、失敗に対する考え方が変わった。失敗をしてもしっかりフィードバックをすることで成長できる。失敗を糧にできる。この本のお陰で失敗をポジティブに捉えることができるようになった。この考え方は今の自分の根幹になっている。