『書くこと』と『もう1人の自分』
書店に足を運べば、今自分が興味を持っていることがなんとなく分かります。それに関する本のタイトルに目が自然と止まるからです。
今の自分は、『書くこと』に関する本に目が止まります。
文章力を上げるにはどうすればいいのだろう?
これが最近の僕がよく考えている事です。
「では、『文章力を上げる』とは何を意味するのか?読みやすい文にする、日本語を正しく使う、巧みな表現で書けるようになる。このような意味なのだろうか?」
…書店でそんな事を思いながら、パラパラと気になった本を読みます。
ー「とにかくペンを持って書き続けなさい」
ー「感じた事をありのまま書きなさい」
ー「自分に正直になりなさい!」
このようなことがよく書かれています。
僕は日記や、ブログ、SNSなどで自分の思いを発信する機会を多くしています。なぜなら『書き手』になる場面を作りたいからです。
でも、ブログなどを書いていると時々ふと思うことがあります。
「そもそも何の意味の無いことなのでは」と。
僕は4月から社会福祉士として働くわけですから、作家になるわけでもない。じゃあなぜこのような無駄なことをしているのか。もっと現実と向き合うべきだろう。
このような考えが頭の隅にあるわけです。
そんな時は、頭の隅から真ん中に来てもらいます。素直に耳を傾け、その気持ちをありのまま書く。書き出されたその気持ちを見て、嫌な気持ちにはなりません。それも、自分の一部ですから。
書くことが習慣になって、この『頭の隅にいるもう1人の自分』と接する機会が多くなりました。その度に不安に押し潰されそうな気持ちが起こりますが、向き合うようにしています。結果的にそれは自分自身を好きになることに繋がるからです。
『もう1人の自分』は、誰にでも存在しているものではないでしょうか。
最後まで読んだいただいてありがとうございます。