〈head〉 〈head〉

苔の本棚blog

読書や趣味など大好きなことについて記事を書いています。4月から社会福祉士として働いています。

スマホ中毒の僕が読んだ【スマホ脳】

 

f:id:ryota24k:20210211150331j:image

 

【結論】

スマホ開けばドーパミンがドバドバ分泌されるから、みんなスマホ大好き

 

 

・そもそも人間の脳は進化していない

f:id:ryota24k:20210211151336j:image

👉テクノロジーの発展などでここ200年の間で大きく世の中は変わったが、人間の脳はまだ狩りをしていた頃とあんまり変わっていない。つまり、脳は進化していない。

 

👉脳は生き延びるために発達している。例えば、人は「何かを手に入れた時」と、「それが手に入れるかもしれない時」とでは、後者の方がドーパミンが分泌される。理由は、生きるために食べ物を見つけるため。食べ物を見つけてしまった時に満足してしまえば、次の食料が手に入らなくなる。どんどん探しに行かなくてはならない。だから、人間は新しい情報を求める本能がある。

 

👉この、新しい情報を求める本能は現代人が画面をスクロールする行動に映し出されている。しかも、今のページではなく、次のページにもう意識が向いている。

 

👉つまり、人がスマホから離れられないのは、この本能によって無意識にスマホを開いてしまい、次々に新しい情報が入ってくるネットの世界に入ってしまう。その間ドーパミンがどんどん分泌されるため、時間があっという間に過ぎていく。簡単に言うと、お手軽なドラックだと。

 

 

じゃあどうすればいいのか?

この本にはそのヒントがたくさん書かれている。

決して、「スマホを手放せ」と一方的に言うわけではなく、スマホと上手く付き合う方法を教えてくれる。

本書ではスマホがテーマに書かれているが、人間の脳の仕組みを分かりやすく解説してくれているため、普段の生活で「なぜか無意識にしてしまうこと」など、「なるほど!」と思わせてくれる内容が詰まっている本だ。

 

 

 

スマホ脳(新潮新書)

スマホ脳(新潮新書)