スマホ中毒の僕が読んだ【スマホ脳】
【結論】
スマホ開けばドーパミンがドバドバ分泌されるから、みんなスマホ大好き
・そもそも人間の脳は進化していない
👉テクノロジーの発展などでここ200年の間で大きく世の中は変わったが、人間の脳はまだ狩りをしていた頃とあんまり変わっていない。つまり、脳は進化していない。
👉脳は生き延びるために発達している。例えば、人は「何かを手に入れた時」と、「それが手に入れるかもしれない時」とでは、後者の方がドーパミンが分泌される。理由は、生きるために食べ物を見つけるため。食べ物を見つけてしまった時に満足してしまえば、次の食料が手に入らなくなる。どんどん探しに行かなくてはならない。だから、人間は新しい情報を求める本能がある。
👉この、新しい情報を求める本能は現代人が画面をスクロールする行動に映し出されている。しかも、今のページではなく、次のページにもう意識が向いている。
👉つまり、人がスマホから離れられないのは、この本能によって無意識にスマホを開いてしまい、次々に新しい情報が入ってくるネットの世界に入ってしまう。その間ドーパミンがどんどん分泌されるため、時間があっという間に過ぎていく。簡単に言うと、お手軽なドラックだと。
じゃあどうすればいいのか?
この本にはそのヒントがたくさん書かれている。
決して、「スマホを手放せ」と一方的に言うわけではなく、スマホと上手く付き合う方法を教えてくれる。
本書ではスマホがテーマに書かれているが、人間の脳の仕組みを分かりやすく解説してくれているため、普段の生活で「なぜか無意識にしてしまうこと」など、「なるほど!」と思わせてくれる内容が詰まっている本だ。